2018.07.01 中古マンション vs 新築マンション。いま投資するならどっち?
不動産投資を始めるにあたって最初に悩むポイントは、新築のマンションと中古マンションどちらを選んだほうがいいのかです。それぞれにメリット・デメリットがあります。新築と中古それぞれのメリット・デメリットを見ながら、どちらに投資すればよいのかを考えていきましょう。
新築マンションの場合担保価値が高いので、物件を担保にローンを組もうとした場合、銀行の審査が通りやすいというメリットがあります
「新築」というタグが付いているだけで、入居者募集の手間が省けるくらいの集客力があります。
新築マンションの場合、建物は法定耐用年数の47年、建物設備は15年、減価償却費を計上することができます。
住宅の品質確保の促進等に関する法律によって、新築マンションには10年の瑕疵担保責任が追及することができます。建物の構造耐力上主要な部分に該当する瑕疵が発見された場合10年以内であれば、無償で修繕等をしてもらうことが可能です。
新築マンションの場合、修繕やリフォームといった費用が大きくかからない点もメリットにあげられます。
新築マンションを購入する場合、物件を取得するための費用が大きくなることがデメリットとしてあげられます。
新築マンションの場合、物件の取得費用が高いため利回りは低くなります。
これは中古マンション最大のメリットとして、皆さまご存知の通りでしょう。
物件取得費用が安いことの結果とも言えますが、利回りは高くなります。
中古マンションの場合、現在の家賃がはっきりしているため、収支計画が立てやすくなっています。
オーナーチェンジ物件などを利用することで、購入して即、家賃収入を得ることも可能です。
給湯器やエアコンなどが壊れた場合など、突発で大きな費用が発生するリスクが高いです。ですから日ごろから修繕費用のために積立などを行うようにしましょう。
中古マンションは担保価値が低いため、銀行のローンが通りにくくなることもあります
近年中古マンション投資の人気化から、優良な中古マンションは品薄になっています。そこでハイリスク・ハイリターンである中古マンションよりも堅実に利益をあげられる新築のマンションへと投資家の目線が移ってきています。
資金に余裕がある場合、比較的落とし穴の多い中古マンションに投資するよりも、新築マンションの投資したほうが安全であるというのが昨今の風向きです。