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2018.07.17 中古物件のリフォームの基本と、修繕だけではない昨今のリフォームトレンド

中古物件を購入した場合に問題となるのがリフォームです。リフォームは、「どこまで手を入れるか」で大きくコストが変わってきます。今回は上手にリフォームを行い、利回りを改善できるコツをご紹介していきたいと思います。

リフォームに関する基礎知識

リフォームを行うことは、建物の寿命を延ばすことが目的であるケースが多いです。病気と同じで物件の修繕も早期発見・早期治療がポイントになっています。

そのため、物件は5年ごとに点検を行うようにしましょう。ポイントは水回り・床・壁紙といった箇所です。水回りは20年経過したら交換を検討するようにしましょう。

一般的に、築10年経過すると、物件価格が大幅に下落する傾向があります。それは、リフォーム費用を差し引く形で物件価格の評価がなされるためです。ですから、大規模なリフォームは10年スパンで取り組むとよいでしょう。

中古物件リフォームで特に見るべきポイント

バス・トイレ

中古マンションの場合、ユニットバス・タイプの物件が多くなっています。現在はユニット・タイプよりも「バス・トイレ別」の物件が人気になっていますので、リフォームで改修することを視野に入れるとよいでしょう。

キッチン

水回りの補修を怠ると、水漏れなどが起こり建物の構造部分に腐食が発生する恐れがあります。10~20年で定期的に交換しましょう。

壁紙

入居者が入れ替わったら張り替えるようにしましょう。最近では入居者の好みに合わせて壁紙が選べる物件なども人気になっています。

大きくきしんだりした場合は全面張替えをしましょう。入居者が内覧に来たとき、床がきしむような物件に入居することはないと考えるべきです。

寿命を延ばすだけじゃない、昨今のリフォームトレンド

見てきたように建物の寿命を長くすることができるリフォームは長くマンション投資から収益をあげていくために必須だということが言えます。近年では、物件の資産価値を向上させるようなリフォームが主流化してきています。

参考資料:国土交通省HP 7.増改築・リフォーム(5)工事目的別の工事実施率

http://www.mlit.go.jp/statistics/details/t-jutaku-2_tk_000002.html

平成25年度から平成27年度までの推移を見ると、建物の劣化や壊れた箇所の修繕の比率が小さくなり、高齢者仕様への変更や省エネルギー対策(すなわち、物件価値の向上)のためにリフォームするケースが増加していることがわかります。

いつどのようなリフォームをすべき? 不動産投資には頼れる相談相手が必要。

リフォームの話題に限らず、物件は「購入してからの運用」が肝心です。どのような運用をすれば入居率を上げて利回りアップを狙えるのか、リフォームに限らない資産運用のポイントは何か。これらの知識をつけるにあたって、経験豊富な相談相手がいたらいいなと思いませんか?

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