つまり、今回解説する「不動産会社を味方につけるには?」というテーマは、不動産投資で収益を上げる方法に直結しているのです。
不動産会社を味方につけるには
早速本題ですが、不動産会社を味方につけるには、以下3点を意識しましょう。
・目標金額と期限を伝える
・こまめに連絡を取る
・希望条件は現実的な条件を提示する
総じて言えるのが、不動産会社に本気度を伝えることです。本気で物件を購入する気がなければ、不動産会社も掘り出し物件を紹介してくれません。
目標金額と期限を伝える
不動産会社からすると、闇雲に物件を紹介したくはありません。なぜなら、誰かに物件を紹介した時点で「出回り物件」となり、不動産情報として価値は下がるからです。そのため、予算感と購入時期をきちんとした理由をつけて営業マンに伝えましょう。
そうすれば、営業マンも紹介できる物件を絞ることができるので、良い物件を紹介してくれる確率が上がります。
こまめに連絡を取る
不動産会社の担当も人であり、商売人です。当然ながら、自分の成績のためにも「物件を買ってくれる投資家」に時間をかけたいと思います。言い換えると、本気度が低い投資家であったり、自分で決めることができない投資家だったり、時間がかかりそうな投資家は後回しにされます。
そして、本気で不動産投資をしたい人は、必ずと言って良いほど営業マンにこまめに連絡を取ります。本気で検討している人は、日々不動産情報を集めているので、必然的に営業マンに連絡する機会が多くなるのです。
もちろん、意味のない連絡をするわけではありません。本気で検討していれば、この物件はなぜ安いのか?設備・仕様はどの程度重視すべきなのか?など色々な疑問が湧きます。その疑問を営業マンにぶつけることで、自然とコミュニケーションの頻度は上がっていくでしょう。
希望条件は現実的な条件を提示する
上述した「目標金額と期限」などを含め、営業マンへは現実的な条件を提示しましょう。例えば、相場価格が3,000万円であるエリアで、「予算2,000万円で探して欲しい」と言えば現実的な要望ではありません。
そのような提案をしてしまうと、営業マンに「本気で検討していないな・・・」や「この人何も分かっていないな・・・」と思われてしまいます。そうなると、たとえ本気で物件を検討していても、営業マンは積極的に物件の紹介はしないでしょう。
不動産会社を味方につけないと投資は始まらない
このように、不動産会社に本気度を伝え、優良物件を紹介してもらうような関係性を築かないといけません。そのためには適切な情報収集が必要であり、その情報量が不動産会社の信頼を勝ち取ることになります。
情報があれば質問も適切ですし、非現実的な要望も言わないでしょう。そうなれば、「購入してくれる可能性が高い」と思われ、積極的に物件を紹介してもらえます。