そんな街に不動産投資できれば、今後も価値が上がっていくので安心していられます。今回は、そんな「期待できる街」の代表格である品川エリアを紹介するので、不動産投資のエリア選定の参考にしてみてください。
住みたい街ランキング5位に急上昇!ますます便利な品川
SUUMOが展開する「住みたい街ランキング 2017」を見ると、品川は前年トップ10圏外から第5位まで急上昇しています。その理由は、品川駅近くに新駅ができること、そしてリニア開通の影響が大きいでしょう。
まず、山手線・京浜東北線の田町―品川間に、2020年春に新駅が開業予定です。そして、品川駅には2027年にリニア新幹線も開通予定であり、名古屋まで40分で行けるようになります。現在は、新幹線で1時間30分前後かかるので、リニア開通によってどれだけ恩恵を受けられるか分かります。
そもそも品川駅は日本でも有数のターミナル駅であり、京浜東北線、山手線、東海道線、横須賀線、上野東京ライン、総武線、京浜急行線、そして東海道新幹線が通っています。
そのため、東京方面・新宿方面など都市部へのアクセスは良く、さらに羽田空港や横浜などにも行きやすい、まさに「どこにでも行きやすい立地」といえるでしょう。
現在でもオフィス街や商業施設が多い品川ですが、新駅誕生、リニア開通でますます便利になります。住みたい街ランキングも、この点を反映して急上昇したのでしょう。
SUUMOが展開する「住みたい街ランキング 2017」を見ると、品川は前年トップ10圏外から第5位まで急上昇しています。その理由は、品川駅近くに新駅ができること、そしてリニア開通の影響が大きいでしょう。
まず、山手線・京浜東北線の田町―品川間に、2020年春に新駅が開業予定です。そして、品川駅には2027年にリニア新幹線も開通予定であり、名古屋まで40分で行けるようになります。現在は、新幹線で1時間30分前後かかるので、リニア開通によってどれだけ恩恵を受けられるか分かります。
そもそも品川駅は日本でも有数のターミナル駅であり、京浜東北線、山手線、東海道線、横須賀線、上野東京ライン、総武線、京浜急行線、そして東海道新幹線が通っています。
そのため、東京方面・新宿方面など都市部へのアクセスは良く、さらに羽田空港や横浜などにも行きやすい、まさに「どこにでも行きやすい立地」といえるでしょう。
現在でもオフィス街や商業施設が多い品川ですが、新駅誕生、リニア開通でますます便利になります。住みたい街ランキングも、この点を反映して急上昇したのでしょう。
まず、単身者が居住地を選ぶときは、マンションの賃貸物件がメインになります。たとえば、ファミリー層であれば「戸建」をという選択肢が増え、さらに戸建もマンションも「購入する」という選択肢も増えます。
一方、単身者の中で「戸建」を選ぶ人は少ないですし、ファミリー層ほど「購入」を選ぶ人も少ないと考えられます。つまり、競合物件が少ないので単身者をターゲットにするワンルーム投資は需要が高いのです。
エリアによっては売却しやすい
さて、ここでは前項で紹介した新駅、および品川の再開発に注目してみましょう。新駅は、田町駅から約1.3キロ、品川駅から約0.9キロの位置に誕生し、品川車両基地跡地内に新設します。
JR東日本は「グローバルゲートウェイ品川」と題したプロジェクトの1つとして新駅をつくり、国際交流の拠点となる新しい街づくりを目指します。このような背景もあり、東京オリンピック開催前の2020年春に暫定開業する予定となっているのです。
新駅は、世界的建築家・隈研吾氏が「和」をモチーフに設計しており、2階にイベントスペース、3階にテラスや店舗を設け、エレベータ―を設置しバリアフリーにも配慮しています。まさに国際的な視点を意識し、訪日観光客も楽しむことができる場所をつくっているといえます。
また、都営地下鉄浅草線「泉岳駅」の新ホームと新駅は連絡通路でつながる予定なので、その辺りの利便性にも配慮されているのです。実は、新駅誕生によって変わるのは鉄道だけではありません。同時に、地区計画、土地区画整理事業、都市計画道路の設置を進めています。
具体的には、環状4号線の整備や、首都高とのアクセス検討を検討し、品川駅第一踏切道を含む3か所の踏切を解消するなどで、地上の交通利便性も高まります。さらに、品川駅西口でも、大規模な複合施設が開発されているので、交通だけでなく商業利便性も大きく向上するでしょう。
「ウィング高輪EAST/WEST」の再開発、「品川グース」の複合ビルへの建て替えを行い、「品川プリンスホテル」や「グランドプリンスホテル高輪」も再開発の予定があります。このように、つらつらと記載した再開発を見るだけでも、品川駅が大きく変わろうとしているのが分かり、この付近の価値は大きく向上すると思われます。
都内の物件を買うにあたり、10年後の都市の姿を知るべし
さて、このように品川エリアは非常に将来性のあるエリアです。空港・新幹線・リニアを結ぶことになり、さらに商業施設や地上の交通網も整備されます。今後のインバウンド需要の増加からも、訪日観光客も期待できるでしょう。
大事なことは10年後の都市の姿をイメージして投資をすることです。不動産投資の物件選びは「エリア選定」ともいえるので、その10年後のイメージをどれだけできるかで、不動産投資の成功は左右されます。