投資対象(実際の物件)
2つ目に揃えるべきは投資対象です。投資対象とは、要は実際の物件であり、物件がないと融資を引き出すことはできません。当然ですが、融資をする側の銀行としても「何に投資するか?」というものがないと、担保も取れませんし、不動産投資ローンの審査のしようがないからです。
そのため、まずは投資対象の物件を決めることが先決です。その見極めをじっくり行い、資産価値の高い物件を選びましょう。そうすれば、銀行もその物件を評価してくれ、融資の審査に通りやすいです。銀行の審査について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
参考:銀行は何を信頼し、何を信用しないのか。銀行目線で考える”融資”(前編・後編)
人脈(パートナー・相談相手)
さて、投資家になるために揃えるべき3つ目は「人脈」です。不動産投資においては、一人で投資に成功することはまずあり得ません。良きパートナー、相談相手がいることで不動産投資は成り立ちます。不動産投資は「不労所得」といいますが、それは「労」の部分をパートナーが行ってくれるからこそ実現できるのです。
収益不動産の情報源
まずは、前項で解説した収益性の高い「投資対象」を紹介してくれる不動産会社、もしくは情報源となるパートナーです。たとえば、不動産投資物件を専門に扱っている仲介会社は、数多くの投資物件を所有しています。
そこで信頼できる営業マンを見つければ、貴重な情報源となるでしょう。ほかには、収益物件.comというアプリがあります。このアプリは投資物件の情報はもちろん、プロにチャットで相談できるので、単に物件を眺めるだけでなく貴重な情報を入手できます。
いずれの方法にしろ、信頼できる情報を入手することが大事であり、それには信頼できるパートナーが必要ということです。
購入した物件を運用するパートナー
不労所得をつくるためには、購入した物件を運用する必要があります。しかし、忙しい不動産投資家は住人からのクレームや連絡に随時対応する余裕がないため、パートナーとしての管理会社の存在が必須となります。
管理会社は一般的に、賃付け(仲介会社)の機能も持つので、賃借人の募集から契約行為、退去立ち合い・クレーム対応など物件の運用に関わるほぼ全てを行うパートナーです。
このパートナー選びに失敗すると、空室は続き、クレームは多くなり、契約書に不備があり・・・と目も当てられない結果になります。
税務や書類手続きのパートナーなど
理想をいうと、ほかにもブレーン的なパートナーがいると尚良いです。たとえば、税理士がパートナーであれば、税務に関してのアドバイスを受けることができるので、節税につながっていきます。
また、既に何物件も投資をしている先輩投資家がいれば、諸注意事項や、融資を引き出すコツ、関係会社との付き合い方など、個人投資家の心構えから実践できるコツなどを教えてもらえるというわけです。
個人投資家になるには・・・
さて、前編・後編でお送りしてきましたが、ここまでを整理すると、個人投資家に必要なのは「融資を引き出す資産」「具体的な投資対象(物件)」、そして「手助けしてくれるパートナー」です。
資産は自分で準備するしかありませんが、投資対象とパートナーは収益物件.comがあれば十分です。このアプリがあれば物件のチェックはもちろん、良きパートナーを自動的につくることができます。
個人投資家を目指す方は、長期的視野で資産を形成できる不動産投資家になるため、まずは資産をつくりましょう。ただ、前編でお伝えしたとおり、不動産投資はそこまでの資産はいらないので、すぐにはじめられる方も多いと思います。
そのような人は、収益物件.comを活用して、残り2つの「揃えるべきもの」を手に入れましょう。