不動産投資を学ぶのに適した方法とは?
さて、そもそもなぜ不動産投資家は誰よりも勉強する必要があるかというと、ほかの投資よりも投資商品(物件)選びに慎重になるべきだからです。
たとえば、株式投資であれば、銘柄を分散できますし、売買もすぐにできます。そのため、銘柄選定を間違えても大きなリスクはありません。
しかし、不動産投資は物件選びを間違えると、赤字が続き手元資金がどんどん減っていきます。さらに、不動産は簡単に売ることができません。そのため、どの投資家よりも勉強をして、物件の選定および運営を間違えないようにしなければいけないのです。
特に、プレ投資家はたくさんの情報を頭に入れることで、どの情報が正しいか?を判別する目を持つことができます。そんな不動産投資家が学ぶ方法を以下より紹介していきます。
Web/アプリ
まずは、Webやアプリから情報を得る方法が一番手っ取り早いでしょう。この方法は初級者~上級者まで共通して利用できる勉強方法です。現代においてWebやアプリは強力な味方です。まず場所を選びませんし、簡単に手に入る手軽な情報源となります。
また、先輩大家の体験談や、実際に失敗した話、リフォームの実例などリアルな声が聞けます。ただし、特にWebの場合は誰がその情報を発信しているか分からないので、玉石混交であることは確かです。そのため、たくさんの情報を頭に入れて、玉と石を見極めるリテラシーを養う必要があります。
セミナー
次にセミナーです。セミナーの講師は大体不動産会社の経営者や社員、もしくは実際に運用に成功している大家です。色々な種類がありますが、たとえば以下のようなセミナーがあります。
・1Rマンション投資のポイントとは?20戸運営していう大家が語る
・銀行の融資が通らない!そんなときに起こすべき行動は?
「不動産投資」という全体的な題材を取り上げているセミナーもありますが、上記のようにピンポイントで教えてくれるセミナーも多いです。そのようなセミナーに出れば、自分の悩みをピンポイントで解決できますし、もしかしたら懇親会で関係を構築できるかもしれません。
人脈をつくることができれば、不動産会社の良し悪しなど生の情報を直接入手できるようになります。デメリットといえば拘束時間が長い点ですが、その後10年以上の長期投資の成功を占うものになるため、
「土日を潰してでも出席する」というスタンスの方が、その後の成功を掴むことになるかもしれません。
書籍
次に書籍です。書籍はWebとは違い身銭を切らなければいけませんが、一個人のノウハウや思想を体系だって学べる資料として優秀な情報源です。
不動産投資関係の書籍は数多くありますが、たとえば以下のような書籍はおすすめです。
1.世界一やさしい 不動産投資の教科書 1年生:浅井 佐知子
2.Excelでできる 不動産投資「収益計算」のすべて:玉川 陽介
3.正直不動産:大谷アキラ
上記1は、毎年かかる経費やリスクなど、初歩の初歩を解説している書籍ではありますが、実体験に基づいているので参考になります。上記2は少々上級者用ですが、エクセルでできるキャッシュフロー計算の方法などが記載されているので、数字に強くなりたい方にはおすすめです。
上記3は、不動産会社目線で描いた漫画です。不動産会社の本音や悪質な大家などが紹介されているので、主に「借りる人」の立場で得する本ですが、オーナーとしても勉強になります。
最速で知識という資産を身につけるために
さて、今回紹介した勉強法は全て試すと良いでしょう。特に、「セミナー参加」はお勧めです。実際の話を聞く方が何倍も頭に入りますし、人脈ができるという点も強いです。いつかは不動産投資を・・・と思っている人は、まずセミナーに行ってみてはいかがでしょうか?
現在は低金利時代なので、うかうかしていると買い時を逃してしまします。高速で学習するための近道は知識の吸収力が高いセミナーなので、いちはやく勉強の成果が出てきます。
また、アプリ関係でいうと「収益物件.com」というアプリもおすすめです。無料で登録できるアプリなのですが、チャットで気軽にプロに相談できるアプリなのです。そのため、信頼性も高く、自分の知りたい情報をピンポイントに知ることができます。